バリエルの修理
2025年の12月に入って、S−MACHアンテナカプラの挙動が、妙な具合になりだした。同調するが、直ちに離調してしまうという現象に悩まされた。何が、カプラ内で起きているのかと覗いてみれば、コイル内に丸いドウナツ状の円盤が、シャフトに絡まっている。それは、接触子の円盤と気付くのに時間は、要らなかった。
このダイアフラム(円盤)を押さえている軸受け部分周りで疲労破壊したものだ。金属疲労は、付き物だけど!!!!?。マッ、アメリカ製かと納得した。
これじゃ駄目だ!!!!。 直そう 作業を始めた
破損状態 個々のパーツ 修復材料と
状態から、この円盤状の接触子(ダイアフラム)を直せば問題なく使えると直ちに判断した。用は、平ワッシャーで両側から挟めば良いだけなのだ。
ローラー接触子(摺動子)の概略図

補強前の状態 修理して補強した状態
ローラーは、概略図にあるように、この接触子は、内側にある「ローラー板」をコイルの内側に接触しながら回転する。そして、両側のダイアフラムでコイルを挟み接触させる構造になっている。問題は、コイルの巻き線方向とローラーが回転しながら移動していくスライドバーと直角に交わっていないことだ。直角に交わると左右に移動しない意味する。回転方向に因り変化するけれど、このローラー接触子が、右方向に移動した時、左側のダイアフラムがコイルに接触しながらかいてんして移動する。故に移動方向の反対側に反る事になり、この反る事の繰り返しが疲労破壊の原因と断定できる。
実際の仮組み立て

ローラー接触子のみで仮組み立て
使用すべく組み立てる(画像は、支持板を取り付ける前に撮影 (ローラーが、コイルをしっかり挟んでいる)
組み立て時の注意
下図のようにコイルは3点で支持されている。そしてコイルのフォルダーは、両端共にで1か所でねじ止めされている。一か所でも、このコイルフォルダーを回転させて支持しなくなると残り2本とも外れる!!。再度、組み立てるのは、結構面倒になる

全体の組み立てを終了し、全回転に対して導通テストを実施したところ、ある角度位置で解放される位置を発見した。コイルを押したりしても改善しない事が判った。「待てよ?」と思い、再度分解し、ダイアフラムを眺めてみると一か所黒い部分が在る。「これかー?」と思い、2枚共摺動面をしっかりと磨き、黒く見える部分をなくた。
再度組み立て、「どうや?」とテスタを接続し、全回転に亘って導通試験を実施した。これで、ピクリともしないで導通していることを確認できた。
その後、S−MACTHアンテナカプラ内に組み込み、快調に働くことを確認して、一人ほくそ笑んだ。

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